過放電で使えなくなったガーミン130Jを、某フリマアプリにて手に入れました。外付けバッテリーを接続しての使用は可能ですが、通常使用するにはバッテリーの交換が必要です。ただ、WEBを探してもこの手のサイトが見つからなかったため、自力で分解し交換することにしました。


~準備するもの~

○トルクスドライバー(TS-5)

星形のドライバーが必要です。ホームセンターなどでは複数種のドライバーとセットで、700円~1000円前後で販売されています。基板を取り外す際に必要です。バッテリーは基板の裏側に収納されています。

 

○プラスドライバー

精密用として100均でも売られています。電源ケーブル用の基板を外す際に使います。

 

○マイナスドライバー

必須ではありませんが、バッテリー交換の際にはあった方が便利です。

 

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○バッテリー

「361-00086-02」が正規の型番になるようです。中に収納できて電圧が一致するものを選べば良いと思います。純正の規格は「3.7V、180mAh」ですので、同等のものをアマゾンや海外通販サイトで手に入れます。

 

○ピック

ギター用のピックです。楽器店に行けば100円程度で購入できます。樹脂製で強度がそこそこあり、なるべく薄いものを選びます。こじ開けるために使います。

 

○半田ごて

なるべく先が細いものを用意してください。

 

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エッジ130の本体には、分解のためのネジが見当たりません。ネジは一ヵ所、本体裏側充電端子カバーの根本にありますが、分解するためのものではありません。無理やりこじ開ける必要がありそうです。

写真のように、ちょうど長辺の真ん中にピックの先端をあてがい、画面とカバーの隙間にピックを差し込みます。次に、差し込んだままピックのお尻(掴んでる側)を下に降ろします(テコの原理をイメージしてください)。


ネジで止まってるわけではなく、防水性厚手の細い粘着テープのようなもので固定されているだけなので、多少力を加えても大丈夫です。少し浮いてきたら、ピックをずらして全体的に剥がしていきます。


全体を剥がし終えると、本体上側から画面を持ち上げ、ベロンと中を露出させます

内部には基板が2つあります。まずは電源ケーブル差し込み口の基板を、固定するネジ2箇所(精密プラスドライバーを使用)を回して外します。


本体側の基板は、角4箇所のネジで固定されています。TS-5サイズのトルクスドライバーで回し、基板を優しく持ち上げ外します。この基板は赤と黒のラインでバッテリーと繋がっているので、強く引っ張らないようにしてください。


バッテリーは、本体に両面テープのようなもので接着されています。マイナスドライバーを入れ込み、クイッと持ち上げるように外します。赤と黒のラインは基板と、青と白のラインは本体と半田付けされています。

赤と黒のラインを、なるべくバッテリー側で切断します。最後はもともと付いていたように、新しいバッテリーを半田付けして接続し、開けた時と逆の手順で元に戻して完了です。画面と本体との接着は、粘着テープだと頼りないので、防水性の接着剤で固定するのが良いかと思います。