HDDの容量は今でこそTBオーダーですが、10年ほど前だと80GBもあれば大容量と感じたものです。その時代からすると技術の進歩は凄まじく、SDカードでもTBオーダーのものをチラホラ見かけるようになってきました。

偽装SDとは、一昔前のSDカード(8GB~32GBあたり)を、256GB~1TBに"偽造"することです。安く仕入れ高く売る、完全な高利のシステムができあがっています。偽造の方法は分かりませんが、実際に某フリマアプリなどでは出回っており、注意しないと騙されるかもしれません。


騙されたと気付くのは、偽装される前の容量(上述を参考にすると、8GB~32GB)の使用を超えてからが大半なようです。正常にデータが保存されなくなり、カードの故障を疑う人も多いですし、スマホでの通常使用であれば、相当な月日を必要としますので、当然のことかもしれません。気を付けるといってもどうやれば?まずは、”極端に安いモノを避ける"ことでしょう。記事執筆時点で1TBのSDカードは、Am〇zonで2万~3万円あたりが相場です。一方某フリマサイトでは、2千~3千円のものが大量に出回っています。これは、ほぼ間違いなく偽装品と考えたほうが良いです。それでも諦めが付かない場合、販売者が同様のものを多く出品しているか、偶々いらないものを出品しているかを確認しましょう。ワンチャン、"本物"を手に入れることができるかもしれません。。。


SDカード購入時の大前提ですが、購入前には必ず容量確認済か、或いは返品可能かを確認しましょう。Am〇zonであれば、不具合があることを理由に返品可能な場合が多いようです。某フリマサイトでは、出品者に確認を取りましょう。格安出品のため返品不可、海外製のためご理解ください、といった内容をよく見かけますが、怪しいですって書いているようなものなので注意しましょう。複数の出品者に容量確認をお尋ねしたところ、ほぼ全ての出品者が確認済とお答えになられました。