1TBのものを999GBしっかり認識しているものとして販売している方がいました。容量確認を尋ねると、写真付きで問題ないことを教えていただきました。確かに、ほぼ記載容量と解離ありませんので、販売者も自信を持って返答されていました。
ところが、偽装品でないSDカードは、1TBの容量表記の場合はおよそ930GB程度になります。詳しい説明は割愛しますが、“PCの世界は2進法”であるためです。ざっくりと計算したところ、1GBあたり70MBほど認識容量が少なくなるようです。
出回ってるSDカードの実容量について表記しました。あくまでも目安ですが、実容量を確認する際には有効な表になるかと思います。このように、表記容量と実容量(認識容量)は大きな違いがあり、これが偽装品を見極めるポイントになります。このほか、しっかりと調べたい場合にはh2teswというソフトウェア(PCがないと使えない)があります。媒体の容量が大きくなると、膨大な時間を要しますが、かなり有効な方法になります。入手方法や使い方は、様々なサイトで紹介されていますので、コンピューターに疎くても使えるのも魅力的です。
ちなみに1TBの認識容量の計算式はこちら。